【アーカイブ配信中】ウェビナー「ブームを超えてーNFTアートのいまとこれからを語る」クリエイティブコーダー高尾俊介×キュレーター山峰潤也

配信概要

本イベントは終了しました。
アーカイブはこちらから視聴可能です。

アート、デザイン、クリエイティブをテーマにお届けする、学びと体験のコミュニティ「Pen Meet」。3月3日(金)19時より、クリエイティブコーダーの高尾俊介さんとキュレーター山峰潤也さんをゲストに招き、ウェビナー「ブームを超えてーNFTアートのいまとこれからを語る」を生配信します。

NFTアートがブームとなってからしばらく経ちますが、少し落ち着いてきたようにも見える2023年。アーティストとキュレーター、それぞれの立場からNFTアートに関わってきたお二方に、一昨年〜昨年のNFTバブルはなぜ起きたのか?という振り返りや、現在のNFTアートシーンについてお話をいただきます。

また、今回のウェビナーのもう1つのトピックは、山峰さんのキュレーションのもと、昨年末に発表された高尾さんによる新シリーズ「Generativemasks Japan Edition」について。

高尾さんによる新シリーズ「Generativemasks Japan Edition」。無数の幾何学パターンとシェイプが組み合わさり、リロードする度にさまざまなマスクが生成されるという同シリーズに、日本の伝統的な紋様や色彩を取り入れた。

高尾さんは、プログラム言語によってグラフィックを生成する「ジェネラティブアート」の作り手として活動。2021年に8月にNFTアートとして販売をした『Generativemasks (ジェネラティブマスクス)』は、わずか2時間半ほどで完売し、注目を集めました。現在も、作品制作とジェネラティブアートの普及活動を実践しています。

一方、山峰さんはキュレーターとして東京都写真美術館、金沢21世紀美術館、水戸芸術館現代美術センターに勤務した後、独立。ANB Tokyoの企画運営などを経て、さまざまな展覧会やアートイベントのキュレーション、アート事業のコンサルなどを行っています。

昨年行われた、ロンドンを拠点にNFTアートの企画販売を手がけるVerseの企画展「Magical Realism」では、山峰さんが公式に初めてNFTアートをキュレーションしました。そこで発表されたのが、高尾さんの新シリーズ「Generativemasks Japan Edition」。山峰さんもリサーチから参加し、日本の伝統的な紋様や色彩を取り入れた、これまでと異なる限定エディションとなりました。この新シリーズ「Generativemasks Japan Edition」について、そのきっかけや制作のプロセス、また今後の展開について伺いたい思います。

対談の進行はアートライターの中島良平さんが務めます。NFTアート全般に関心のある方やその最新動向について気になっている方、NFTアートについて作り手の視点からお話を聞きたい、という方はぜひご参加ください。

本イベントは無料でご視聴いただけます。お申し込みはPen Membership会員(無料)にご登録の上、一番下の配信要項をご覧ください。

■出演者プロフィール

高尾俊介 Shunsuke Takawo●クリエイティブコーダー、1981年熊本県出身。2019年から日記のように毎日プログラムを書くことを通じて、来歴や生活の中での発見とプログラミングを結びつける活動「デイリーコーディング」を提唱・実践している。2021年、NFTアートプロジェクト「Generativemasks」を発表。1万点のプログラムから生成されるNFTが発売から2時間で1万個が完売し、世界的に注目を集めた。現在は作品発表と並行して、ジェネラティブアートの普及啓発活動に従事している。甲南女子大学文学部メディア表現学科講師。https://cenkhor.org/

Photo by ittetsumatsuoka

山峰潤也 Junya Yamamine●キュレーター/株式会社NYAW代表取締役。東京都写真美術館、金沢21世紀美術館、水戸芸術館現代美術センターにて、キュレーターとして勤務したのちANB Tokyoの企画運営に携わる。主な展覧会に、「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」、「霧の抵抗 中谷芙二子」(水戸芸術館)や「The world began without the human race and it will end without it.」(国立台湾美術館)など。また、avexが主催するアートフェスティバル「Meet Your Art Festival “NEW SOIL”」、文化庁とサマーソニックの共同プロジェクトMusic Loves Art in Summer Sonic 2022、森山未來と共同キュレーションしたKOBE Re:Public Art Projectなど文化/アート関連事業の企画やコンサルのほか、雑誌やテレビなどのアート番組や特集の監修なども行う。また執筆、講演、審査委員など多数。2015年度文科省学芸員等在外派遣研修員。

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